人間が元気に活動するためには、エネルギーが必要です。
そして、そのエネルギーを得るために欠かせないのが「食事」です。
つまり食事とは、単にお腹を満たすものではなく、身体を動かし、健康を維持するためのエネルギーと栄養を補給する行為なのです。
現代人の食生活に起きている問題
現代の食事は、栄養を摂ることよりも「満腹になること」が目的になりがちです。
その結果、
・栄養不足
・糖質過多によるエネルギー過剰
という状態が起こりやすく、太りやすい環境を作っています。
例えば、1日に大量のご飯(糖質)を摂取した場合、消費されなかった分は体脂肪として蓄積されます。
さらに糖質を過剰に摂ると、消化吸収の過程でビタミンやミネラルが多く消費され、痩せにくく、栄養不足になりやすい状態を招きます。
血糖値を急上昇させない食べ方が重要
糖質摂取で注意したいのが、血糖値の急上昇です。
一度に多くの糖質を摂ると、体は血糖値を下げるためにホルモンを分泌します。
その結果、血糖値が急上昇・急降下し、体に負担をかけるだけでなく、食欲が増進してしまうことがあります。
太りにくい体づくりのためには、
・食べる順番
・食べる量
・食べるスピード
を意識することが大切です。
身体を作る主役は「タンパク質」
私たちの体を構成する要素の中で、水分の次に多いのがタンパク質です。
「プロテイン(Protein)」という言葉には、最も重要なものという意味があります。
タンパク質は、
・筋肉
・内臓
・血液
・髪・爪・皮膚
・骨
・免疫抗体
・ホルモンや酵素
など、体内のあらゆる組織の材料となっています。
つまり、タンパク質は不足してはいけない最重要栄養素と言えます。
現代の生活習慣と運動不足
日本人の生活習慣病が増えている背景には、運動量の低下があります。
50年前は、
・掃除
・洗濯
・料理
・畑仕事
など、日常生活の中に自然な運動が多く含まれていました。
しかし現代では、家電や交通機関の発達により、日常生活の活動量が大きく減少しています。
にもかかわらず、糖質を多く摂る生活が続けば、脂肪が蓄積されやすくなり、生活習慣病のリスクも高まってしまいます。
無理をしない「カーボコントロール」
カーボコントロールとは、糖質を完全に抜くことではありません。
ポイントは、
・1週間単位で糖質量を調整する
・低炭水化物(ローカーボ)を意識する
・糖質を摂りすぎた日は体を動かして消費する
という考え方です。
さらに、時にはチートデー(好きなものを食べる日)を設けることで、ストレスを溜めずに継続しやすくなります。
無理のない継続が健康への近道
健康的な体づくりに必要なのは、
・栄養を目的とした食事
・適度な糖質コントロール
・十分なタンパク質摂取
・日常的な運動習慣
です。
極端な食事制限ではなく、無理なく続けられるバランスを見つけることが、心身ともに健康を保つ近道になります
「食事は我慢するものではなく、選び方を学ぶものです。
正しい栄養の知識と運動習慣が身につくことで、リバウンドしにくい体を作ることができます。